【第79回ヴェネツィア映画祭 国際批評家週間出品】
オーストリアの作品。監督のダーヴィド・ワグナーは本作が初長編となるようだ。
鬼教官アイスマイヤーが新兵マリオと恋に落ちるという実話の映画化。テン…
「本当の自分(性的指向)を受け入れ、愛するパートナーとも巡り会えた」という喜ばしい実話を基にしており、映画に描ききれてない部分もあるのだろうが、色々気になった。
まずはアイスマイヤーの、性加害とも捉…
このレビューはネタバレを含みます
2023年ベストの一本。
あらすじを読んで想像したものとはまったく違う方向へ話が進んでいき、自分自身の想像力の乏しさにちょっと落ち込みさえした。
しかし映画から醸し出される幸せパワーに感化されてに…
鬼教官として有名なアイスマイヤー曹長は、妻子もある身だけれども実はクローゼットゲイで、新兵の一人と恋に落ちる。でも軍の組織のなかでどう振る舞えばいいのか葛藤するという話。
周囲の戸惑いとか揶揄とか…
気持ち悪い。実話だから変に内容変えられないのは分かってるけど、訓練将校っていう胸焼けしそうな環境がまず怖い。そんでそれを普通に受け入れちゃう周りも怖い。性同一性障害が良くないとかそんなことじゃない、…
>>続きを読むオーストリア軍の鬼教官が新兵に恋をしてしまったという、驚きの実話。
展開がスピーディで、風景→人物というつなぎもメリハリがある。時折挿入される冬枯れ→新緑という心象風景も効果的でかなり観やすい。
そ…
テッサロニキ映画祭にて。
オーストリア軍のブートキャンプで実際に起きたことに基づく映画。
若手を厳しくしごくパワハラ鬼軍曹には誰にも言えずに秘めていたことがあった…という話。
軍隊という特殊な環…