ソラニン

みなに幸あれのソラニンのネタバレレビュー・内容・結末

みなに幸あれ(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

狂ってる世界の方が常識で主人公の方が異常みたいな根本的に頭のおかしくなりそうな設定。

その人にとっての常識や価値観が周りと違うとこんなにも悲劇を招くんだ……みたいなメッセージなのかなと思った。

ヴィーガンで例えると分かりやすいと思った。
皆が生きる(幸せになる)為に家畜たちを当たり前のように食す常識と、それを悲劇だ、そんなの間違ってると騒ぐヴィーガン。

作中では周りが異常に見えたが、これをヴィーガンに置き換えると主人公の女の子がヴィーガンという事で奇異な目で見られる。

当たり前の仕方の無い事なのに、頭の中お花畑ね、今まで見て見ぬふりをしてたはずなのにね、と。

演者たちが全然一般的にそこら辺にいそうで尚且つ不気味なのが凄い。
笑ってしまうような不気味さが最高だった。不気味で気持ち悪いけど癖になる。
ソラニン

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