霧の淵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『霧の淵』に投稿された感想・評価

約1ヶ月半ぶりの劇場鑑賞がチョー地味な日本映画。たまには日本の新人監督の作品も観てみたいって思ったんだけど、奈良の山奥でホームドラマっていったら真っ先に「萌の朱雀」を思い出すなあって思ってたら、その…

>>続きを読む

"親父は?"
"いいひんよ、軽バンないやろ"

詩的な、という感想も可能であろうが、個人的には、ちくちくと肌を刺す、とても現実的な演出表現を感じた。

奈良県川上村。静かに静かに流れゆく人々の営みを…

>>続きを読む

長編商業デビュー作となる村瀬大智監督の映画では、奈良県南東部の山々に囲まれた過疎化が進む静かな集落を舞台に、存続の危機にある旅館を営む或る家族の姿を四季を通し、その過去、現在、未来が描かれていく。

>>続きを読む

2年前の9月、なら国際映画祭でのプレミア上映後、ようやく一般公開となった本作、奈良県は吉野の川上村を舞台とした詩情あふれる逸品である。

そもそも敬愛する堀田眞三さんが、自身のSNSで川上村で映画の…

>>続きを読む
emu

emuの感想・評価

-

旅館の宴会の席を隣の建物から見下ろしているあのカット。人も時間も空間も、静かに通り過ぎてゆくだけで、分からないことだらけだった。常に自然と隣り合わせであるが故に、表情や言葉では解決できないことの方が…

>>続きを読む
KAHO

KAHOの感想・評価

3.0

地方にいること、居座るのか否かを考えること、家族に対しての思い…が「霧」で表現されていて、「もやがかかった」を実感できた。

私は起承転結がある映画が好きだから、今回は全体的に暗かった…。
行ったこ…

>>続きを読む
ゲル

ゲルの感想・評価

3.4
静寂に支配された作品で、眠くなってしまった。
ザ・河瀬直美監督!といった感じ。
自然の美しさは十分に表現されているけれど、抽象的すぎる。
自分には合わなかった。
秘境の宿を訪れたような気分は味わえた。
kutata

kutataの感想・評価

3.8
予告編で持った期待通りに良かった。
後半のシゲ兄と土地の記憶みたいなシーン、VFXクレジットなかったけど現場撮影なら凄いな。

こういう「この意味はあなた方で考えて下さい」「心情を汲み取って下さい」が前面に出てる作品は、どうしても制作者の驕りのように感じてしまう。話してる人の顔を写さなかったり会話の途中で切ったり、これではま…

>>続きを読む
1号

1号の感想・評価

3.8

作品を通して見せたいと願ったであろう美しさに共感した。日々の積み重ね、商業的とされるものとの関係、自然と人との営み。語らない娘が良かった。
作為を感じさせないようにしようとする作為みたいのが、ところ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事