なら国際映画祭で選ばれた村瀬大智監督の商業長編デビュー作品。
撮影が百々武さんで、河瀬監督のチームが入るなら、と期待していましたが、映像は素晴らしいですが、脚本、演出があんまりでした。
後半の幻想…
雄大な山にかかる霧が印象的な山村。
山も川もその景色はとても美しい。
その雰囲気が相まって、あちこちにありそうな家族の物語のなかにどことなく神秘さを感じた。
台詞は最小限に留めながらも心の機微がなん…
吉野の霧と雲が印象的。
大学生の団体、文化人類学的な視点なのか?ヤノマミを写したカメラマンの展示見た後だったから余計気になってしまった。
記録は記憶。声になる。一方で、被写体として消費することにも。…
自然を消費する林業を営む父と自然に飲まれつつある旅館を営む母、両者の間で揺らぐ娘に失踪する祖父。
と、設定は面白いんやけどストーリーの展開がほぼ無くてセリフもほぼ無しやからこちら側がかなり汲み取り咀…
時間が止まっているような空間。凄く時間にフォーカスがあてられた作品だなと。
大人、子ども、若い頃は、若く感じる、
成長があれば老化があり、旺盛があれば衰退がある。
同じ風景のようにみえて、違う。止ま…
予告を見て想像した話と全然違ってた。
ものすごくテンポがスローで劇的なことは起こらないしはっきりとした結末も迎えない。いろいろあって前日3時間しか寝ていなかったこともあり、めちゃくちゃ眠くなってしま…
鑑賞後に知ったが、本作の舞台となっている川上村は2018年には人口減少率では全国でワーストになってしまった村とのことらしい。
そんな本作は、村の記憶をさまよう幻想譚であり静かな終わりを辿る物語とな…
©2023“霧の淵”Nara International Film Festiva