2023年11本目
60代女性、筒井真理子の日常。義父の介護、夫の癌、長男の彼女、スーパーのレジ打ちパート、新興宗教の集い、隣人トラブル。
長男の磯村勇斗の演技が素晴らしい。ろうあ者の彼女との絆が感じられた。新興宗教にハマる母親から距離を置きながらも、終盤では母親に寄り添う。
彼女役は初めて見る俳優さんなので調べたら、ろうあ者の方であるのが斬新だった。
主人公は自分の為に生きられているのか?というテーマを感じられた。その一方で、主人公は他人への介入が度を越している。どっちもどっち。意外とお互い様だ。いや、他人のストレスを作り出していることの方が、、私も気を付けたい。