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波紋の451のネタバレレビュー・内容・結末

波紋(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

5月28日(日) キノシネマ天神
結局は男ってバカで女って怖いよね、みたいな着地点になっていた気がしてシンプルに苦手だった。男と女とか、母親と息子といった役割については関係が無く、傷ついた人と傷つけた人の話で終わらせてほしかったと思う。誰かが新興宗教にハマってしまう時、起点には必ず「傷」があって、みんながみんな最初からイカれているわけじゃないんだから。もちろん、家族が「傷」を理解して寄り添うべきとも思わないけれど、逃げるなら逃げるで、逃げ切ってあげることも優しさだと思う。ヤバい親だという認識があるうえで、わざわざ大切な人を連れて実家に帰ってくる拓哉もよくわからない。一応、ジャンルがブラックコメディとのことなので、それならあのラストはアリなのかも。
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