鎌谷ミキ

最後まで行くの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2023年製作の映画)
4.2
【記念すべき800レビューは、同年代の星🌟岡田くんに💐】

[あらすじ]ネット、オリジナルと混乱につき…
汚職刑事工藤、母が危篤で帰宅途中に誰か轢いてしまったらしいよ。署内でここだけの話だよ。署外から裏金リークあったから、矢崎が来る前に戻ってこい工藤(天の声)

[レビュー]
GotG3以来の映画館は、本作にしました😁
評判はまあまあな感じですが、後記する藤井道人監督加算です🤣完全にクライムだなこりゃ。引き逃げならぬ証拠隠滅。警察官、何やってんだ!

二人でなんでこんなに岡田准一推しなのかといいますと…「明鏡止水~武のKAMIWAZA~」という番組がNHK総合でやっていたのを、たまたまカレが見てまして。"武術評論家"みたいな肩書きで出てくるジャニーズタレントなんて、岡田くんしかいないじゃないですか😎しかもシュールで面白かったらしい🤣NHK+でも見損ねた😵‍💫シーズン2期待してるよ!受信料(ry←古いらしい🫥

藤井監督は『余命10年』の信頼感がありますので、行けるだけいきたい。パンフでやっと気づいたんですが、今年37歳だって🤯岡田くんがやたら年下というのを言っていたので(そういえば『余命10年』の二人は年上になるもんな🤔)
監督、ドSです!間違いない😇詳しくはパンフの欄にて。

本作、実はゾンビ映画でした🧟‍♀(ある意味ね)
岡田くんメインなハズなんだけど、綾野剛演じる矢崎がね…もう、すごいんです。ザ・タフネス。キャラの掘り下げは日本オリジナルらしく(このパートは必要でした、矢崎の人となりがよくわかった)設定は韓国版らしく凶暴。殴るなぐるナグル…ひぃ。ラスト周辺の矢崎の顔は邦画史に残すべきです!!ゾンビです🧟‍♀

かといって。岡田くん無能では、ないんです!いろいろやるんです!人、轢いてしまったけど…なんか日本映画っぽくないなという所は韓国版なんでしょうな。それに岡田くんの弱々しさ、芯の強さみたいなものが工藤にあるから、いろいろやらかしてるけど応援?逃したくなるというか、なんというか倫理観クラッシュ…

本作"仕掛け"がいろいろあって。飽きさせないように作ってると思われるんですが、めちゃくちゃ心臓に悪いです。特に音には気をつけてください。

『ある男』も記憶に新しいヤクザの親分役の柄本明さんなんですが…この方の引き出しは無限大ですね。どんな"ワル"にでもなれることが証明されています。74歳!母と同い年じゃない…このパワフルさはどこからくる?柄本兄弟からですか🤔

確かに韓国オリジナル版観てないんで、藤井監督作品としてしか見れないんですが、脚本もされてるだけあって、見応え十分でした。トカゲ歩きとは気づかないな…トカゲの話も日本オリジナルなんだってね。ふむふむ。

[パンフ]36p880円(岡田くんの顔芸付き)
インタビュー大体読んだんですけど「あと一回だけ(撮らせて)」を5回やったり"'後ろを振り返っていないで、突っ走っていこう'と、感じてもらえたら幸いです"と、映画観た人しかわからないメッセージがあるんだけど、これ見てそう思うのは監督だけだよ🤣🤣🤣あの展開、あのラスト。日本の監督であんな終わらせ方できるの、藤井監督ぐらいじゃない🤔私は「監督、ヤリ逃げする気だな」ってホントに思ったもん。投げ出したんじゃなくって"ヤリ逃げ"映画重罪モンですよ😎最大の皮肉ですが、岡田くんに渡した工藤のキャラクターシート(経歴、性格、好きな食べ物などつらつら書いてある。実は名前のある登場人物全員分作ってる…)好きな言葉「明日からがんばる」あ、明日ねぇ…(サド)
綾野剛くんとのやりとりは信頼感でてましたね、流石三作目なだけありますねー。
駒木根隆介さんと山田真歩さんは『ヒメアノ~ル』組でしたね、結構重要な役でした。こんなキャラクターのシート見たい👀
鎌谷ミキ

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