おたば

最後まで行くのおたばのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2023年製作の映画)
3.3
韓国発映画のリメイクとなるクライムサスペンス。

母の危篤に雨の中車を飛ばしているやさぐれ警官の工藤は不注意で男をはね殺してしまう。

必死で隠蔽に画策するも、警視庁の矢崎にまとわりつかれ、
更には繋がりのあるヤクザからとある巨額の裏金に関わる共謀に誘われ、はね殺した男がその鍵を握っていることを知る。

いい加減でまぁまぁ阿呆っぽい工藤を、ワイルド且つコミカルに演じる岡田准一。
どこまでも冷酷で非道な矢崎を演じる綾野剛のツートップで引っ張っていくバイオレンスな作品です。

序盤は少し笑えるようなところもあるマヌケな演技もあるものの、後半には日本でこれは、、と思うほど引くような展もあり、演技力がとてもひかる作品ですね。
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