sammy

最後まで行くのsammyのネタバレレビュー・内容・結末

最後まで行く(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

020/2024

「ヤクザと家族」「ヴィレッジ」の藤井道人監督作品。
「新聞記者」は未見。
オリジナルが韓国映画というのは観た後に知りました。

2人の形勢が二転三転する展開は観ててハラハラしました。
危機一髪いや連発のノンストップクライムアクションという言葉がピッタリ。

パニックすぎる状況って逆に笑えてくるのね。
劇場で見てたら確実に評価はもう少し上がってた。

最初ちょっと予定調和すぎかなーと思って見てたらちゃんとあとで回収されてる。
そりゃすぐ死ぬのに磯村勇斗のムダ遣いなんてするわけないわな。

綾野剛の演技がすごい
最初の冷静で理知的なエリートから豹変する様がまー凄まじい。
車から引き摺り出すところは唖然とした。
顔ピクピクするところの演技が観てて楽しい。

岡田准一の演技は初めて見たけど良いですね。
シリアスなんだけど同時にコメディな感じ。
必死な演技で笑わせるって難しいよなー。

広末涼子「おくりびと」でもそうだったが旦那に振り回される妻役を好演。
色々あるけどがんばって欲しい。

指紋のところがよくわかんなかったな。
扉を開けるには尾田(磯村勇斗)の持つカードキーと矢崎(綾野剛)の指紋が必要なんじゃなかったっけ?
なんで尾田の指紋で開いたんだ?
と思ってググってみたところ指紋のデータを矢崎から尾田に書き換えたということ(でいいのか?)だったらしい。
え?型取ってそのまま使えばえーんちゃう?

排気口を移動する時の音楽が良かった。

最後仲直りして山分けすればハッピーエンドだったのにな。
その場合 最後まで行かなくなるけどw
sammy

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