課長とヒロシ

最後まで行くの課長とヒロシのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2023年製作の映画)
3.2
ヒロシ(以下ヒ):韓国発のクライムサスペンスを日本の豪華キャストでリメイク!と言うことで話題になりました

課長(以下課):ストーリーは最近流行りの中盤でネタバレして、その後時系列を巻き戻して別視点から見ていくといったスタイルで、「記憶の夜」とか、「フロッグ」とかでも成功しているように、今回もなかなかいい展開だが、俳優のキャラが濃すぎるのが逆に行動パターンをイメージできてマイナスだったな。

ヒ:岡田さんと綾野さん、磯村さんですから「間違いない」感じなんですけどね(笑)

課:役ではなく演者自身のキャラクターからくる行動予想を超えきれてないところが惜しいとこだな。

ヒ:岡田さんならこういう台詞でこんな行動、綾野さんならこうやってこう、、みたいなイメージ通りに動いちゃうってことですよね

課:だな。だからストーリーはともかく、キャラに感情移入はしづらかった印象だ。あと広末涼子さんは今回は役的に残念な感じだな。

ヒ:岡田さんの妻で小さい女の子を持つ母親役ですが、今回はかなりな棒演技でした(笑)

課:まあ韓国発ということもあり、キャラクターはメンヘラ演技が求められるってのもあるから、その辺は苦手な広末さんはミスキャストだったな。

ヒ:ですねー。なんかストーリーとキャラクターのバランスって大事なんだなって思いました。

課:あと文化の違いもな。結構期待してたんだが、これならキャラをよく知らない無名の俳優を使った方が良かったかもだな。

ヒ:はいはい。なんか今回はいろいろ勉強になりましたー!(笑笑)

ストーリー 4
キャラクター2
世界観   3
演出・演技 2
音楽    3
最後が長すぎる!度99
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