剣々

神が描くは曲線での剣々のレビュー・感想・評価

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)
4.0
精神病院に眠る真実とは

アリスはパラノイアと診断され精神病院に入院させられた
しかし、彼女は病気を装い過去に起きた事件の真相を調べにきた探偵だというのだ
調査進める彼女だったが、協力者だったはずの院長の思わぬ発言から事態は急転!
果たして彼女は正体は?、そして事件の真相は?

インジブルゲストやロストボディ、嵐の中でなどを手がけたオリオル・パウロ監督作品
精神病院を舞台に描かれるサスペンス
精神病院が舞台ということもあり個性豊かな登場人物も多いですね

調査を進めるアリス(院内ではアリシア)と病院で起きたとある事件の様子を交互に流しながら物語は進行
この時間軸を並行させていきながら複線を散りばめていく物語の構成は結構好きです
そして中々先が見えず二転三転していく物語に徐々に引き込まれていきました!

真相が徐々に見えてくると、なるほどと言えることの連続とハラハラドキドキ感が楽しめます
事件の真相や彼女の正体と様々な謎が入り混じりつつ明かされていく真実に注目です
一体本当のことを語っているのは誰なのか、最後まで驚きだらけで非常に楽しめました

ただ丁寧に物語を描いている分結構長尺
物語も入り組んでる部分があるので、苦手な人には合わない作品かもですね

嘘と真実が入り混じるサスペンスでした
剣々

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