李

神が描くは曲線での李のレビュー・感想・評価

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)
3.8
個人的にお気に入りのイノセントぶりパウロ監督新作。日本語だからこそできる邦題が素敵!シャッターアイランド大好きなので、設定といい似ていて楽しかった。舞台が精神病院って、ウキウキするのはもちろんだけど、医者側と患者側と言い分が真逆な設定が自然に発生するから、受け手も泳がせるし、何より手の平の上でコロコロ転がす作風のパウロ監督に打って付け。それと、これは私だけな気がするし失礼だけど、院長が人相悪すぎるのも良くて(パウロ監督の作品毎回こういう顔の人いる、スペインにこういうお顔の母数が多いのか否か)、推理の惑わし要素になる。スペイン系の名前を覚えるのが大変で大混同するのは毎回だし後半少々難しい気もしたけど、通勤時間等に楽しませてもらいました。イグナシオさんだっけな、好きだな〜ああいう役。
李