このレビューはネタバレを含みます
どんでん返し界の巨匠(私が勝手に言っています)オリオル・パウロ監督の作品。
今までに映画は3作、ドラマ1作観てきましたが、「ロスト・ボディ」(ほんとよく出来た作品)以外は、イマイチどんでん返しの手法が刺さらなかった印象があります。
さて、本作はどうなるのか?と思っていましたが、どんでん返しというよりは、考察寄りの作品でした。
まさか、物語の発端となる事件の回想シーンからして事実と異なるとは。事件のシーンとは一度も説明してないですし、観る側が勝手にそう決め付けていただけなんですけどね。かなり意地悪です。
ミスリードのオンパレードみたいな作品で、考察好きの方には堪らない作品かと思います。