小高恵美さんデビュー35周年企画であると同時に、役者としての復帰作として作られたという事情もあり、平成ゴジラシリーズ出演者の同窓会的な側面も感じる作品
怪獣映画にカテゴライズされてはいるが、怪獣が出現はするが特に活躍するわけではないので、ジャンルとしては因習村が舞台のファンタジー作品が正確なところ
隕石として落下してきた怪獣を祭る因習村を舞台に、良くも悪くもデビュー以来長らく三枝未希に囚われてきた小高恵美さん自身の姿を描いているので、「三枝未希」に思い入れがあるかどうかで作品評価が大きく変わるのではないかなという印象
休業の原因となった体調の問題が今でも影響してそうですし、今後女優として本格復帰するのか不明ですが、小高恵美≒三枝未希であることにケジメをつけるために必要な儀式として必要な作品だったのかなと思う
