ぱむはむぷひん

よっす、おまたせ、じゃあまたね。のぱむはむぷひんのレビュー・感想・評価

3.5
ケラケラ笑いながら観た。演劇上がりの作品だからなんだろうけど、会話劇がとても面白くて、まず初っ端のテンダーのくだりからクスクス。期待したまま観てそのままテンポ良く期待を裏切らない。でも、会話だけではなくて、温かさを感じた、お世話になった人への最後の挨拶回り。死んだ後に、何かできることは普通はなくても、もしあるとしたら、生前やり残したことをしにいく。でも、それが感謝を届けること、か。これは、愛された故の選択で、両親に会いに行くって人がほとんどだと思うんだ。きっと。でもこの作品、実の親に会いに行くシーンなかったんだよね。きっと会いに行ってると思うんだけど、そのシーンもちょっとみたかったな、なんて。でもそこを見せないからちばしんとの友情が輝いたし、下北沢の人たちとの思い出が溢れてた。あの短い時間の中で、ここまでまとめられるって本当にすごいと思う。全部伝わった。最後を除いて。エンドロール正直わけわからない。あれ、最後のレコードの悪魔みたいなのと戦って2人勝っちゃったけど、なぜ?というか、なぜ最後に戦ったのがレコードだったんだ。うん、わからない。エンドロールが良かったって言ってる人多いけど、何が良かったの?ストーリっぽくなってて"映像"のこだわりに良さを感じたの?中身について誰も何も言ってないけど。