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ぬるま湯の土地のmingoのレビュー・感想・評価

ぬるま湯の土地(2021年製作の映画)
4.2
マロシギュラのことがめちゃくちゃ好きなマリカおばあちゃんとそのお手伝いハゲのゾリが話のメインだが正直何の会話をしてて何をしているのか全く分からないのにくそ面白い。今年のイメフォフェス一番の掘り出し物。
金属探知機に捕まる腕の記号や後半取り合う赤ん坊など言葉でしか出てこなく想像を掻き立てる、ていうかほんとなんなんだ…植物に礼拝したり記号女がサボテンとリンクしていたりこの映画の前に流れた短編「暗号のご加護」しかり植物の親和性が強い作家なのか、捧げ物はペルーが最上位だが急に胡散臭くなったりシリアスになったり終始忙しい。ハンガリーのくせにオッティンガーやシュリンゲンジーフなどのジャーマンシネマを観ているようだった…UFOを探すみたいに追いたい作家だ。
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