強烈な承認欲求に取りつかれた女性の破滅的な自己愛をシニカルかつコミカルに描いた北欧発の寓話的ホラー。
主演は「ホロコーストの罪人」のクリスティン・クヤトゥ・ソープ。本作が長編第2作となる新鋭クリストファー・ボルグリが監督・脚本を手がけた。
北欧の映画に特有のイヤな感じがたっぷりあるのかなぁと予想していたら、思っていない方向でイヤな感じがたっぷりありました。
とにかく主役の彼女とその彼氏の性格が、自己愛たっぷりの発言と行動が序盤はムカつく。
中盤以降は自業自得の展開に。
とる行動が大袈裟というか無理がある感じで、映画に没入できない。
終盤以降の展開、皮肉なラストも、それはそうなりますよねとしか言いようがない。
映画としての面白さを見つけられませんでした。