やばいわ。これ。
何がやばいって、今ってこういう人いてもおかしくないもん。
自分が会話の中心にならないと気がすまない人とか、他人がチヤホヤされていると嫉妬しちゃう人っているたしかにいるよね。
自分の中にもきっとそんな感情はあります。だから気持ちはわからんでもないけど、こういうやつが一番ムカつくのもわかります！
シグネの暴走したトリガーとなったのは人命救助をしたこと。
返り血を浴びて人の注目を浴びて、誰に話しても話をきいてくれる。この「話をきいてくれる」っていうのがすごく重要で、シグネが欲しかった他者からの承認に他ならない。ただ、人命救助一本だと「また同じ話ばかりだ」とま相手にされなくなってしまう。次の矢を番えないと‥。箍が外れたのはここからです。
シグネはカリスマ性がないです。そんな人間が注目を浴びるのに手っ取り早いのが嘘をつくことです。でも、カリスマ性なんてないからまた新しい嘘をつくしかないんですよ。嘘をついて嘘をついた結果がこれで、それでも満足できない。これは一種のホラーですよ。
SNSが普及して簡単に誰でも発信できる世の中で生まれた承認欲求モンスター。SNSやってる人なんて誰でも飼ってるんでしょ？？気をつてよ！
ポスタービジュアルが結構いいですね。
錠剤を転がして口の中にいれるシーンのポスター。これ観てヤバそうなの来たなぁって思いました。この不穏感!絶対観たいと思いました。
パンフレットのデザインが大島依提亜さんね！錠剤みたいになってて素敵ですからぜひ買ってほしい！！
