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せかいのおきくのMのネタバレレビュー・内容・結末

せかいのおきく(2023年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて鑑賞。

最近の時代劇はカラーばかりだから白黒で観てみたいなと思っていたところだったので、今回白黒で観れて嬉しかった。

内容は想像と全く違ったので正直少し驚いたけど、今まで観たことがないものだったので新鮮だった。
時代劇は刀を使ったシーンが多いのに、この作品は庶民の生活、その中でも排泄物に焦点が当てられていた。
なんでこの内容にしたのだろうと疑問に感じたが、環境問題や循環型社会というテーマがあったよう。

いかに今が豊かで恵まれた生活をしているかを思い知らされた。
現代では当たり前の事も昔の人は苦労していたのだと。

侍も商人も百姓も、上から取り入れて下から出すのにかわりはなくて、同じ人間なんだよね。
身分が違ったって、どんなに偉そうにしていたって、基本的な部分は一緒。
生きるってそうゆう事だよなと思っちゃった。

佐藤浩一さんを目当てに鑑賞したけど、黒木華さん、石橋蓮司さんも自然な演技でとても良かった。
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