このレビューはネタバレを含みます
試写会にて鑑賞。
最近の時代劇はカラーばかりだから白黒で観てみたいなと思っていたところだったので、今回白黒で観れて嬉しかった。
内容は想像と全く違ったので正直少し驚いたけど、今まで観たことがないものだったので新鮮だった。
時代劇は刀を使ったシーンが多いのに、この作品は庶民の生活、その中でも排泄物に焦点が当てられていた。
なんでこの内容にしたのだろうと疑問に感じたが、環境問題や循環型社会というテーマがあったよう。
いかに今が豊かで恵まれた生活をしているかを思い知らされた。
現代では当たり前の事も昔の人は苦労していたのだと。
侍も商人も百姓も、上から取り入れて下から出すのにかわりはなくて、同じ人間なんだよね。
身分が違ったって、どんなに偉そうにしていたって、基本的な部分は一緒。
生きるってそうゆう事だよなと思っちゃった。
佐藤浩一さんを目当てに鑑賞したけど、黒木華さん、石橋蓮司さんも自然な演技でとても良かった。