えりみ

せかいのおきくのえりみのレビュー・感想・評価

せかいのおきく(2023年製作の映画)
4.2
邦画オリジナル作品は応援したい📣
阪本順治監督作品は大体観てる、好き😄
スコアは阪本作品内での相対スコア🙂
柄杓と樽で💩汲み取りするのを金払って映画館で観る贅沢😉

スタンダードサイズで白黒映画
7章からなる物語
数章の最後に1カット、カラーが差し込まれる
し尿を題材にするから、モノクロにしたんやと思てたけど
ウンコのシーンでもカラーになった💩😖

阪本監督30本目にして、
初めてのオリジナル時代劇やねんて😲
監督が嫌いっていう理由でチャンバラ無し
安政5年(安政の大獄があった、1858年)~
幕末の江戸が舞台

時代劇で「青春だなー」って聞くの初めてかも
時代劇で「パピプペポ」って聞くのも初めてかも
見どころは、
好きな人の名前を習字で書いて身悶えする黒木華😳
寛一郎が紙を届けてくれた後、
家の中で遠ざかる足音に耳を澄ませる黒木華😳
阪本作品で初々しい恋模様をみるのは貴重かも😻
池松君と寛一郎の軽~い掛け合いもみどころかも🤣
真木蔵人のヘロってる和尚さんが個人的なお気に入り
「役割は役を割ると書く。
できないことはできる者がすればいい」


『YOIHI PROJECT』第一弾
阪本監督じゃない人が
「江戸時代のサーキュラーバイオエコノミーにまつわる映画をやりたい」
サーキュラーバイオエコノミー:サステナブルの上位概念
「循環型共生経済」
『YOIHI PROJECT』とは
映画人と自然科学研究者が連携して
作品制作、プロジェクト活動に反映していく取り組み🤯
ドイツ、イギリス、フィンランド、アメリカなど
世界トップレベルの自然科学研究者たちと連携
地域文化をテーマに映画を制作するんですって😯

阪本監督が
3年前に『第七章 せかいのおきく』を撮り、
パイロット版として出資を募り
2年前にもう1本、
『第六章 そして舟はゆく』も撮って
ようやく長編を撮る目途がつき、残りをあてがき。
あゝそれで、最後の2章にカラーのカットがなかったのね
えりみ

えりみ