「バディもの」とか「青春もの」とかカテゴライズされているようですけど、役者の演技がやたら薄っぺらい。
どうしてかと思って製作側の事情を調べてみたら、監督曰く「3年間かけて、3回、12時間」しか撮影時間を取っていなかったそうな。
作中を通じて、そこはかとなく感じる中身の浅さは、監督のやっつけ仕事の結果だったようです。
作中、「安政」や「嘉永」など、江戸末期の大きな時代の転換期が訪れるが、幕末の出来事が物語に絡むことはありません。
言葉が軽い。中身が薄い。
上手いことを言っているようで何も上手く言えていない。
下品な作品だからこそ、もっと中身を丁寧に作るべきだったのでは?