このレビューはネタバレを含みます
⚫︎白黒。なぜか時々カラーになる。
⚫︎主要登場人物が『汚穢屋(おわいや)』さん。カラーだと糞尿描写が生々しくなりすぎるから白黒であると思われる(でも時々カラーで映る)。
⚫︎今までの時代劇で扱われていない部分なので、非常に画期的な作品。
⚫︎落語的な感じで笑える部分が結構あった。実際、年配のご婦人方は声出して笑ってた。
⚫︎中世ヨーロッパを舞台にした作品でもそうだし、日本の時代劇でもそうだけど、何となく『良い時代だな〜憧れるな〜』なんて思ったりするが、大概『排泄関係』って描かれてない。そこを見てしまうと、現代のトイレ事情の『ありがたさ』を痛感し『やっぱ今の時代が良いや』と思わずにいられない。
⚫︎『大雨の後の長屋の惨状』は、最近観た映画の中で最も恐怖を覚えた。
⚫︎いつも感じるけど、黒木華ってメチャクチャ美人とは思わないんだけど、妙な色気があって、妙に可愛らしくて、演技力が高い。黒木華が魅力的な分+0.5。
⚫︎残念ながら、本作を観ながらだと飲食は進まない。4DX®︎だったら大変なコトになりそう。
⚫︎『役割とは、"役"を"割"る』が名言。