先日東京へ小旅行に出掛けたところTwitterで本作の情報が流れて来た。
台場アクアシティで1週間限定上映で丁度上映最終日というのと豪華な特典付きに惹かれてお台場観光のついでに鑑賞。
GUNDAMBASE行って実物大ユニコーンガンダム(夜でライトアップされててキレイだった)見てから台場アクアシティ行って見ました。
結果としてはうわぁ何コレ超つまんない…
芥川龍之介の『報恩記』が原作らしいけど話しの骨格を何となく使ってる程度。
｢財政破綻したアメリカが世界に影響を与えてる世界の小国キューバを舞台に闘鶏に命を掛ける男と向精神薬中毒の女、この二人を中心に展開する群像劇｣って説明だけ見たら超面白そうだと思った。
8Kカメラの映像は確かにキレイだけど映画として画面や人物が殆ど動いてない。
主人公が鶏盗んで街を逃げるシーンはあるけど本当に街をただ走ってるだけでそこにアクションとか物語的に何かが起きるとかそういうのは一切なく全編がそんな感じ。
人物がひたすらセリフを喋ってるだけ。
政治的主義主張みたいな事をずーっと話してるだけ何で退屈極まる。
それからその長台詞が本当に学芸会以下のただ台本を読んでるだけみたいな感じ。
例えば冒頭近くの買い物帰りのご婦人二人の会話シーンで｢浮気した夫の腹を刺して数年刑務所に入った｣みたいな事を長々と喋るけどこのご婦人がそんな人生を送ってる様に見えない。
全てがそんな調子でみんながみんな台本読んでるだけの長台詞が延々と続きアクションらしいアクションもなく、何か感動げな音楽を流せば見てる観客は感動して泣くと思ってるのか。
ハイパーメディアクリエイター？の人は少なくとも映画の才能はないと思う。
特典の分厚い豪華本には撮影に使われた機材一式が詳しく載ってて、つまりプロ仕様でなく市販の機材だけでもこれだけ()の映画が撮れるぞ🎥ってハイパーメディアクリエイター？の人は言いたいのかもしれないけど才能有る人はiPhone一台で之の数万倍面白い映画が撮れると思う。

観に行っていたけどレビューするの忘れてた。書いた気もするけど。

高城さんの作品を久しぶりに観れて嬉しかった。ところどころ高城さんの画だなとニヤニヤしてしまった。
他の方の評価がやたら低いが個人的にはかなり好きな作品。
人を選ぶのかな。

キューバいいな。行ってみたい。

アマプラでは買えるようだけど可能ならAppleでも買えるようにしてほしい。

娯楽としては観るとつまらなくて後悔すると思う。
しかし、新しい映画の撮り方という観点で観ると、「すごい」の連続だと思う。
家電量販店で買えるものでこんな映像が撮れるとは…。音楽も自作、1シーン1テイク、撮影日数わずか14日間、、、色々すごすぎる。