青二歳

ペンギン・スーの宝物の青二歳のレビュー・感想・評価

ペンギン・スーの宝物(1968年製作の映画)
4.0
1968年ソ連のペンギンアニメーション。ペンギンってなんでこんな可愛いんだ。雛たちが氷の斜面を滑り台にして遊ぶシーンなんて可愛すぎて悶える。
しかし…邦題からほのぼのした温かいおはなしかと思いきや…壮絶な悲劇でした…もうどう転ぼうにも絶対ハッピーエンドにならないと分かるので、孵化した雛たちが可愛ければ可愛いほど、観ていてつらくなってしまう。
でぶっちょのバカー٩(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)۶と思うけれど、本当に本当に取り返しのつかないことをした時は、隠すのではなく、ただただ言えなくなってしまうものなのかもしれない…
ちなみにロシアの映画サイトをのぞいたらすごい高評価でした。きっと子供の頃トラウマになった人多数とみた。

アニメーションとしてはペンギンのモーションがとにかく可愛いです。特に雛は卑怯なくらいかわいい。そして波立つ水面と水中の表現が美しくて見事。シンプルなのにあれだけで水面と分かるし、水中の質感も良かった。
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