パピワン

ガンズ・アンド・キラーズのパピワンのレビュー・感想・評価

ガンズ・アンド・キラーズ(2023年製作の映画)
3.7
「悪魔を蘇らせたのよ!!!」
「君のお父さんはかつて、冷酷な殺人鬼だったんだ…」
(んな事、わざわざ娘に聞かせるなよ…)
「泣くの上手いね??」😟
(訂正!娘がヤベぇ映画だ!!)

くだらねぇ仕事終わり!!
見たかったのに、アマプラレンタルに無いからビデオ屋にレンタルしにいっちまったぜ!

ニコラス•ケイジの良い感じの西部劇!
結局、ニコラス•ケイジの「マッシブ•タレント」を見れず終いになってしまったなぁ…。
(だが!パンフレットだけは劇場で購入して持ってる!)

ニコラス•ケイジは映画の中で、何度家族を襲われ、奪われるんだ…
やたらキモが据わった娘(ウェンズデーぽさがある)と、かつては冷酷、残酷で名を馳せた男のリベンジロードムービー!
(カエルの子はカエル、サイコパスの子供はやはりサイコパス…)
平日でも見やすい95分映画。
ニコラス•ケイジと娘のキャラクターがクレイジーで、やり取りが面白い映画!

それではあらすじ!!
ある男の絞首刑…
刑が執行される直前に不穏な雰囲気…
絞首刑にされそうな男を助けるために、男どもが銃撃戦を始める!
そこに用心棒?的に佇むニコラス•ケイジ、自分に降りかかる火の粉を払うかのように人を射殺する…
雇い主らしき人物も殺して金を持ち去るニコラス•ケイジ…

時は経ち…
家庭を持ち、雑貨店を開き、普通の職に就いているニコラス•ケイジ。
妻のことをめちゃくちゃ!!!に愛し、洗濯する妻をひたすらにずっと見れると妻を口説くニコラス•ケイジ。
だが、娘を学校に連れて行くのと、店を開店させるために、しぶしぶ…愛する妻の元から離れることに…

ニコラス•ケイジは妻を溺愛している様子だが、娘に対しての愛情はそれほどでもない様子…
学校が休みだったため、娘はニコラス•ケイジが営む雑貨店で時間を潰すことに…

2人がそんな時間を過ごしている間に、留守を守っている妻のもとに来客が…
来客はどっからどう見ても、荒くれ者…
うまく逃げようとするも、逃げられず、妻は捕まってしまう…
荒くれ者のリーダーはニコラス•ケイジに恨みがある様子…

ここでようやくニコラス•ケイジの名前が判明。
ニコラス•ケイジはブリックスという名前で、かつては残酷、冷酷な人物だったらしい。
そんなブリックスは妻と出会い、丸くなり落ち着いたのだ…
妻はそんなブリックスの過去を知っているため、荒くれ者どもに脅しを言うも荒くれ者どもには響かない様子…

仕事を終え、娘とともに帰宅すると、妻の出迎えはなく、家には保安官が…
保安官はブリックスに犯人を必ず捕まえるというも、ブリックスの怒りの炎は鎮まることはもちろん無い…

犯人を追うために、ブリックスの最初のすること。
それは…
娘を殺そうとする!
(なんでなんだよ!わけわからんわ!)
すると娘がムクりと起き、一言「お母さんが悲しむよ」と言ったあと、そのまま再度寝てしまう…
(ここいらへんからブリックスと娘の狂気度がギアを上げて行く)
ブリックスは考え直し、妻の復讐の旅に娘を連れて行くことにする。

しかし、娘はブリックスの遺伝子をばっちり引き継いだ、なかなかのサイコパス。
人の感情がわからず、自分の感情も表現できないという女の子。
はたして、かつてのサイコパスとシン•サイコパスのリベンジロードはどんな結末を迎えるのか!!?

てなーーーお話し!
俺がニコラス•ケイジが好きってのも当然あるけど、結構楽しめた!
妻1000%LOVEで怒り心頭のブリックスと、アダムスファミリーのウェンズデーのような娘のチグハグな組み合わせ。
チグハグなはずなのに、やはり根っこは同じサイコパス、この2人の会話と行動が楽しい映画だった。

残念な点は2つほど。
1つは登場人物の名前が主役のブリックスと娘の名前、あとは雑魚い敵チームの名前くらいしかわからず、感情移入とかがしづらい点。

もう1つは、そんな敵キャラクターに魅力が皆無な点。
なーーーんか設定とか色々と因縁がありそうなのに、なんにもなく退場とか、存在自体がわりと空気気味。

内容自体は、西部劇あるあるな感じだけど、イカれた親子の会話、行動を楽しむ映画って感じに収まったのが残念だったかな??

西部劇が好きな人、ニコラス•ケイジが好きな人、サイコパス同士の会話劇を楽しみたい人にはオススメかな??

修羅の月末が、意外にも修羅ではなくなったパピワンでした!!😊
パピワン

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