このレビューはネタバレを含みます
うーん…
西部劇&ヴィジランテものという大好きなジャンルなのに、なんだろうこの消化不良。
まず、主人公のキャラ設定が今イチわからない。殺しの世界から足を洗うきっかけになった妻を愛している一方で、娘への感情は軽薄に見える。
中盤、娘の特異な性質が明らかになる。なるほど、これは似たもの同士による復讐の旅が、ある種の愛情の継承を意味しているのか…と思いきや、ラストはあっさりお涙頂戴みたいな展開。
復讐相手にも過去があるのだけど、ただの小悪党にしか見えないし。
結局、誰に感情移入することもできず終了。一番まともなのは保安官だった。