高校時代Eleven Fire Crackersツアーに参加してから活動休止するまでよく通っていた。EFCというアルバムは製作に最も苦労した作品らしく、かつ細美さんもその時期はライブをいかに刺激的にするか、次はどうやってEFCを超えるものを作るかだけを考えていて、他の3人やスタッフは付いていけてなかったと。結果的に自分は風前の灯火で消える直前の激しく燃えている時期にのめり込んでしまったことを知る。活動再開後の新木場公演で「復活はTakaのおかげ」とMCで言っていた件も収録されていたし、今考えると本人たちにとっても休止した10年というのは必要だったようで、色んなことが繋がっていま心身共に充実した状態で活動しているのだからやっぱりすごいバンド。中でも細美武士という男は主人公すぎるなと今作を観て改めて思う。
