このレビューはネタバレを含みます
Ellegardenのバンド結成当時から、2022年に出たアルバムの曲をロサンゼルスで作るまでのドキュメンタリー。
監督は木村太一で、彼の作品の特徴として、風景描写の絵にこだわっている印象で、普通の日本のドキュメンタリー映画とは違い、まるで1本のストーリー映画を見ているような気分になる。
僕は正直今までEllegardenを聴いたことが無くて、これを見て聴くようになった。
Zozoマリンスタジアムでの"虹"のライブのシーンは、ファンでは無い僕でもとても感動した。
10年間活動休止してからの初めてのライブで、それまでの過程や当時の話をこの映画では見ることができるので、そのあとの"虹"を聴くと泣きそうになる。
歌詞がまるでそれを予期していたかのような内容で、それをそこに持ってこれたのは、監督がすごくEllegardenが好きだからなんだなと感じた。
これこそがドキュメンタリー映画だと思う。