このレビューはネタバレを含みます
軽さと怖さのバランスが絶妙。熊を怪獣的にキャラ立ちさせるとなるとベストな塩梅だったかな。
オープニングのジェファーソンシップのジェーンの使い方はエリザベスバンクス自らが若い頃にブレイクしたキッカケのひとつ、「ウェットホットアメリカンサマー」を想起すると同時に軽めな映画ですよ、という綺麗な導入にもなっているしエンディングがグランドマスターフラッシュのホワイトライン、タイトルとうまく繋がっていて微笑ましい。オリジナルスコアの片田舎のTV局のオリジナルCMとかにありそうな軽い音使いなのもいい感じ。昨今の80s無理くり引っ張りな映画や配信ドラマに食傷気味だったのでさりげなさが好印象。