"忘れたいけど、一生忘れられない思い出になったよ…"
1985年…国立自然公園内に大量のコカインが落ちてきた…ドラッグ・ディーラーが飛行機から落としたのだ…落ちたコカインをあろうことか一頭の熊が喰ったのだ…コカインによってハイになった"コカイン・ベア"は次々と…
そんなまさか…の実話を元にした動物パニックモノ?ホラー?コメディ?な作品。
まぁ、B級ではありますが、短い尺の中で学校サボって森に入った子供とそれを探す母親、パークレンジャーと不良少年、コカインを探すディーラーとそれを追う警察…とテンコ盛りな展開にがっつりクマさんによるグログロも盛り込まれ、しっかりとした作りで楽しく鑑賞できた会心の一本…
パークレンジャーのちょい太めなおばちゃまのリズがオススメです。
単なるやられキャラかと思わせておいてのあの展開…まぁ、巻き込まれた形になった救急隊と不良少年には気の毒ですが、このシチュエーションはたまらんです。
パッと見分からなかったのですが、主役の一人であるエディを演じていたのは、若きハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクでしたね〜
そして本作が遺作となってしまったレイ・リオッタ…ハンニバルでは頭パッカン、本作では…
出演作のチョイスが絶妙な彼…もうスクリーンで観れないのは寂しいですが、流石の貫禄と変な髪型は素敵です。
今年は、劇場でカブトガニ、サメ、ワニと来て今回の熊と動物パニックモノを鑑賞していますが、このジャンルって、時々、こういう当たりが出てくるので、ついつい観ちゃうんです…