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コカイン・ベアのせっのレビュー・感想・評価

コカイン・ベア(2023年製作の映画)
3.8

麻薬組織が飛行機からバラマいた大量のコカインが回収不能で森に残され、その粉を吸ったクマがハイになりまくって人間を襲う話。

グロ描写が強すぎるけど、薬物教室推奨映画。たちまち薬物依存症になったクマが追うのは、コカインの匂い。だから襲われる人たちは皆恐らくクスリを吸ってたであろう人達。ちょっとだけと思ったその1回が身を滅ぼすことになりますよ、というめちゃめちゃ「ダメ、絶対」映画だった(笑)

あとグロ描写もしっかり充実。内臓飛び出るし、いろんな体の一部が切り離されるのだけど、そんなグロよりもクマよりも怖かったシーンが、子供たちがその場の雰囲気と小さな見栄で使用方法も分からないのにコカインを食べてしまうこと。アメリカとは薬物についての法律が違うとはいえ、あんな恐ろしいシーンあるか(笑)

ただ、無駄に視点人物が多くて森に登場人物たちが集まるまでが体感1時間ぐらいあった。結構早めに死ぬ人達の描写はそんないらんし、麻薬組織のメンバーが森へ行くまでが長いのなんの。予算の都合でそこまでクマを出せないという理由があるにせよ、早く森へ行ってくれ。森に行かないとクマに出会うことすらないの分かってるからさ、バーでウダウダしてるシーンとかいらないのよ。

それにしても、いくら体大きいとはいえ、明らかにオーバードーズな量摂取してたのにピンピンしてたな。
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