叡福寺清子

コカイン・ベアの叡福寺清子のネタバレレビュー・内容・結末

コカイン・ベア(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

やさしかったお母さんがお薬キメちゃったせいで人間襲うようになって怖いおーーって,子グマがビビるかと思ったら子グマもちゃっかりキメてるんで,家族団欒はキメるにかぎるって事でよろしいですか.こんばんわ.三遊亭呼延灼です.

エンドロールでレイ・リオッタへの追悼の言葉が流れましたが,そこで亡くなった事を再認識した呼延灼でもございます.本作が遺作って事ではなく,その後『Fool's Paradise』『Dangerous Waters』『April 29, 1992』と続きます.本邦で公開されるかどうかは微妙ですけどね.『Fool's Paradise』は評価が芳しくないようですが,そりゃしょうがない.だってエイドリアン・ブロディが出演しているんですもの(説明しよう!!三遊亭呼延灼は「エイドリアン・ブロディに名作なし」教信者No.045なのであった!!!!).

で,本作.思った以上にクマ大暴れで人体損壊も豊富で大変ニコニコでございました.クマにとっちゃ老若男女おかまいなしですから,いい人も悪い人もどんどん死にます・・・いい人・・・誰かいたっけ?あぁ太っちょデカ.でもあの人はクマが原因じゃないし.キャンパー男女はいい人かな,オツムの方はちょっとアレだったけど.でもさすがに子供は殺せませんでした.そのあたり,お薬キメててもちゃんと配慮する母さんクマさん,さすがでございます.

お薬キメるといえば,洋画では鼻から(お札を丸めてストロー代わりにするオプション有り)吸引するシーンが多いですが,喰っても麻薬として作用するんでしょうか.ディーディーちゃんとヘンリー君はラリってなかったようなんですが,量的な問題なのかしら.そのヘンリー君の中のお子って,ネトフリ・ワンピースの幼少期のサンジなんですね.あたしゃまだ観てませんけど.そのうち観ます・・・タブン.
でも,エンドロールのアレはもれなくゴジラ対ヘドラのゴーゴーを思い出すので,ちょっと怖かった三遊亭呼延灼でした.現場からは以上です!!