設定がもうなんかいろんな方面からアウトな感じがしますけど、出来事自体は実話が元らしいのでしょうがないですよね。めちゃくちゃ楽しみだったので観て参りました「コカイン・ベア」!予約時、空席だらけで「あー、やっぱそーかー」と思ってたんですが、始まってみたら結構埋まっててビックリ。
◇ひとこと感想
熊の怖さとかわいさの塩梅がちょうどよく、なんといいますか、甘いものとしょっぱいものを交互に食べるかのような味わいの、とても良いパニック映画でした。面白かったー!
以下ネタバレ含むよ。
◇ネタバレ含むフタコト感想
「クマに襲われてもしょうがないキャラクターとしての下味」が、しっかり付いている登場人物ばかりだったのがすごくよかった。まあまあみんな、どーでもいいといったらいいのか。「妻に先立たれ心の傷が癒えていない麻薬王の息子」とか、てんこ盛りの設定背負わされてるのに、状況下においては「ただのめんどくさい奴」なのとか。よくできてるなぁとちょっと感心しました。
ラスト付近にブッこまれるブロマンス成分はだいぶ剛腕演出でしたけど、ダヴィードの「だって奥さんの名前出したらお前泣いちゃうだろ」的なセリフには、結局、なかなかにグッと来ちゃいました。エディは頑張って強く生きて欲しいなと思ったし、ダヴィードは今後もエディと仲良くやってほしいなと思いました、しかし、ホントに器用に指トバされたよね…。
後日追記した内容や、もう少しダラダラ書いた乾燥文にご興味がございましたら以下ブログに。
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