コカイン・ベアのマキッのネタバレレビュー・内容・結末

意外とちゃんと面白かったんで良かった
なんというか、サメと違って陸だったからか、よりリアルにでかい獣やべー感が感じられた。ちゃんと熊が出てくるたびにびっくりしたのでカメラワーク的なのも非常に良かったんだと思う。
そしてメインの熊は割と可愛かった。特にラリって仰向けに寝そべった状態からずりずり麻薬の運び屋に擦り寄ってきているシーンが良かった。ちゃんと殺害シーンも凝っていたし、救急車を追いかけるシーン良かった。でもコカイン袋ごといくのな。でもでも薬の量で言うならば娘と友達がナイフで掬って摂取してた量もそこそこやばかったから、子供が中毒で苦しむハードなシーンが入ってくるって想像したが外れた。
いろんな登場人物が出てきて、話がとっ散らかるかなと思っていたが、最終的にちゃんとまとまったから本当良かった。大体の人がハッピーエンドで悪者は死んだけれども、やっぱ警察官が可哀想すぎる。真面目に仕事して裏切られて撃たれて死んだ。真っ当にあり得そうでリアルに可哀想だった。
まあモンスターパニック的であり、コメディー的でもあるので、あまり悲壮感がなかったのが唯一の救いどころと言えるのかもしれないが。ただ、登場人物全員銃を撃つのが下手すぎる。はよ撃てやって思いながらみることになる。