コカイン・ベアのバートローのレビュー・感想・評価

魅惑のバスソルトでトニーモンタナばりに鼻を真っ白にした熊と増量して益々父アイスキューブに似てきたオシェアを愛でる作品なのかもしれない。OSO18、熊だけではない獣害が増えてきた日本でもある意味他人事ではないが、どう考えても人間サイドを応援する気になれず、森のゴジラと化したコカインベアの行末を見守る。出オチ感ある題材から想像できないほど金が掛かっていて、自体破壊やコカインベアの挙動などちゃんとクオリティが担保されているのも納得。救急車のシーンを越える場面が後半にもっとあっても良かったのかな。コカインアニマルシネマティックユニバース(CACU)とシリーズ化の発表が待たれる。