1946年、港町に山師のスティーヴ(ジェームズ・スチュアート)とジョニー(ダン・デュリエ)がやって来て、石油の採掘を始めるが、漁師たちと対立することになる。スティーブは採油とエビ漁が共存できると漁師たちを説得する中で、ステラ(ジョアン・ドルー)と恋に落ちる。
いったい何本あるんだという、アンソニー・マン監督&ジェームズ・スチュアート作品。
山師といえば、やはり「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ=ルイスが浮かんでしまい、ジェームズ・スチュアートはちょっと上品すぎる。
特に前半は石油採掘のロマンに溢れ、採油施設を作り上げるまでの苦闘が観ていて面白い。
一方でジョアン・ドルーとのロマンスや、採油仲間たちとの一体感のあたりは、なくてはならないんだろうけど、浅くてイマイチだったかな。
特に、石油とエビの両方が手に入るから、まあいいかって感じで、みんなハッピーになっちゃうのはどうなんだろ?