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658km、陽子の旅のyayouのネタバレレビュー・内容・結末

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

画面から寒さが伝わってきて、寒波で外が雪の日に見るには寒かった。暖かい映画館でなかったら体感温度低くて凍えてた❄️

過酷すぎる旅。
予告をみてもよくわからなくて暗い画面と寒々しさと、菊地凛子さん。想像を超えたお話だった。
夜の出来事は寒くて、嫌で、なんなら夢オチであってくれ、従兄の竹原ピストルさんの車中での夢で、若かりし父オダジョーの幽霊か幻が見えていてくれ、と思っていた。
だから朝を迎えた、風吹ジュンさん夫妻が優しくて温かくて女神だった。
それにしても陽子さんはしんどい生き方をしているんだなぁ。私だったら、青森行き諦めちゃいそうだけど、あきらめなかった。
ヒッチハイクは、乗るのも乗せるのもこわいよ。

菊地凛子さんがすばらしかった。
飾らない素の感じ、しんどそうで、お父さんの姿を見る時は子どもっぽくなり、始終怒られた子犬みたいな目をしていて、透明感ある純粋さと美しさ。ずっと寒そうだった。

竹原ピストルさん声良すぎの亜麻色。

最後お父さんの手を握れたかな。

タイトルの出方
 658km、陽子の旅
良かったです。
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