ツバサ

658km、陽子の旅のツバサのネタバレレビュー・内容・結末

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

こんなにコミュ障だと親に反対された道も上手くいかないだろうと観てたけど、どうやら当時からそうだった訳ではないことが終盤に分かる。ヒッチハイクでの様々な人との出会いを通じて、凍った心が徐々に溶け、人との繋がりを大事にしながらこれからの人生を前向きなものしていこうという意志が終盤の車内での言葉に表れていたと思う。
目的地付近でのヒッチハイクの呼びかけはかなり強引で、やばいやつだと思われても当然だけどそれだけ必死だということ。当たって砕け続ければ心優しい人はいる。
自分もまだ何も成し遂げれていないし、親孝行もまともにしてあげれていない。他人事としては観れず胸に刺さった。
会えるうちに会って、できることをやろう。
ツバサ

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