りこ

ゲネプロ★7のりこのネタバレレビュー・内容・結末

ゲネプロ★7(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

うううん、面白いとこと微妙なとこがどっちも触れてて感想がとっちらかるな…。
とりあえず顔のいい男を血みどろで殺し合わせるコンセプトなら、光の加工で顔見えづらくするのってどうなのよ?
全面的に画面が面白く作ろうとしてるんだろうけど見づらかった…せっかくの役者の表情がもったいないな
殺陣はみんなさすが!
パックの三浦海里くんがオベロンの手先で操ってる、はわかりやすいけど面白くはある。その二面性を強調したお芝居すごく良かった。
でも蘇我になんでそこまで団員が心酔するのかのカリスマ具合があんまり伝わってこなくて。回想で差し込まれてはいるけど、それだけで?てなってしまう
劇団セブンになる前の4年、になにかあるのかと思ったけど何も出てこなかったし。顔出しもないままだったしそのへんもう少し詰めてほしかったな。
とはいえ、まああれはリアルが作りたい蘇我の蜘蛛の糸だったのだろうし(ちょいちょい蜘蛛のペンダントで蘇我を出すのでわかりやすいモチーフだよね)第一回公演のREALLIVEからやりたかったのか?と思いつつその後のタイトルはミッシングしか頭に残ってない。なんとかと磁石とかもあったかな…伏線かと思ったけど覚えられず…変遷が見えるかもしれない…
ふわふわのシェイクスピア知識だったので、たまに差し込まれる名台詞(改変込み)全部は拾えてないかもなー
個人的には、平和的に殺し合い部分は舞台で、まあゲネかその前で仕込みの結果の大喧嘩まではさせてるくらい説に一票にしておきたいですね。
真剣で殺し合いしてるならスタッフ止めるか逃げろよ誰か一人くらい警察呼ぼうとしろよみたいなとこのリアリティのほうが気になるので…笑
りこ

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