チケット即完売必至のユニットSEVEN、新作公演を間近に控えながらリーダーが急死、それに伴い人間関係に綻びが生じ始め、やがて事件が起きる…というお話
先日視聴した『truth』といい、堤監督は趣味に生きている感じがしていいですね
あと私は知りませんでしたが出演者はみな2.5次元俳優として活躍中らしいです
そんな彼らなので目には優しく、またアクションも相応のもの、しかもシェイクスピア作品由来の人物たちが「宝」をかけて殺しあう劇中劇も面白そうなのですから文句のつけようもなく…
となればよかったのですが、解釈と考察と想像の幅を持たせすぎたものか、出演者たちが殺しあった理由はもちろん、何が現実で何が夢で何が妄想なのか、もしかしたら見た人が全員違う解釈をしている可能性すらあり、そのへんは若干気持ち悪く思いました
ここまで確立されたものがないと面白かったかどうかすら判断が難しいですね、嫌いではありませんが何となくもったいなく感じます
まあ目は離せなかったです
