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殉教血史 日本二十六聖人のMATAOのレビュー・感想・評価

殉教血史 日本二十六聖人(1931年製作の映画)
3.0
1931年に公開された無声の宗教映画で、四谷の聖イグナチオ教会での上映会で鑑賞してきました。
活動弁士(澤登翠さん)付きて映画鑑賞するのは初めてで、貴重な経験をしました!5人の演者による生演奏も付いてました。
弁士の人は一人で声を使い分けたりして臨場感が良かったです。しかも全然噛んでないです。

映画は史実に基づいたもので、豊臣秀吉に迫害された神父たち26人が、京都から長崎に移送された上で磔(はりつけ)の刑に処せられる、という内容でした。
私自身は無宗教なので、殉教は理解を超越したものがありました。
何故小さな子どもまで、死んでまで信仰を貫くのか。楽しむというより歴史資料を見ているような感じでした。
歴史的価値のある映画でした。

昼間の教会という上映環境のせいでスクリーンが白くて見づらかったです。
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