にっきい

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜のにっきいのレビュー・感想・評価

2.6
しんちゃんが被ってるブラジャーはみさえの。

結構前から予告がやってた『クレヨンしんちゃん』初のフルCGアニメ。
最近はほぼ毎回劇場で観てるので、今作も観に行ってきました。

充くんとしんちゃんは仲間、って話し。
しんちゃんってすっかり大人も子どもも楽しめるファミリー向けアニメになってるけど、元々は成人雑誌に連載されてた成人向けマンガ。
TV初期の頃は"子どもに見せたくないアニメ"の断トツNo.1でした。
今作は映画オリジナルではなくマンガを原案にしたらしい。
暗黒の光と白い光の2つが地球の落ちてくる。
光を浴びたしんのすけと充は超能力を覚醒するのだが、それはノストラダムスの近所に住むヌスットラダマスによって予言されていた終末の始まりで…、って話し。
今作、人と人の繋がりやイジメ問題がテーマになってて、よく出来てると思うけどストーリーに凝り過ぎてテンポ悪過ぎて、ちょっと退屈。
何度かうとうとしちゃいました。
充が闇落ちするエピソードで、子ども時代のイジメや、大人になってからの世間の世知辛さが描かれてるんですが、めっちゃ胸糞。
実際こんな事やってたら犯罪ってレベル。
毎回映画だと春日部防衛隊が活躍するけど、今回はしんちゃんの友だちは保育園の運動会で出てくるだけ。
クライマックスは地球の危機みたいになってたけど、ここもイマイチ盛り上がらず。
ラストはいつも通り野原家の家族の絆で解決。
来年はまた普通のアニメに戻るみたい。

これ観たの日曜のお昼の回だったので家族連れがいっぱいで、子どもたちが右往左往の大騒ぎ。
上映中はそんなに五月蠅くなかったけど。
丁度前の列の子どもを2人連れたお母さんが帽子被って前が見づらいなぁ、と思ってたら、上映始まったら帽子脱いでました。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年8月6日
鑑賞回:11:45〜13:30
劇場名:TOHOシネマズ二条
座席情報:SCREEN6 Z-10
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:94分
備考:割引
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