JB

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜のJBのレビュー・感想・評価

2.8
これは見た当時感想を書き殴ってた!以下再掲。
娘10歳と鑑賞。

正直自分はキツかった。

まず、相変わらず飲み屋のボン!キュ!ボーンのお姉さんに鼻の下伸ばす表現にウゲー、

子どもの運動会前日に避けられない接待でもないのにキャバクラ行ったというギャグ?にウゲー(別に面白くないし意味もないし)

5歳くらいと8ヶ月くらいの子供2人残して、掃き出し窓開けっ放し、喉に詰まりそうな小さいおもちゃ散らかしっぱなしで買い物に行く母にヒェー

と、冒頭から「合わねぇ」という表現が続き萎え。

(リアリティラインの低いギャグ漫画に目くじら立てるな!…と言われても)

低いテンションのまま鑑賞していると、悪役として地下アイドルにはまって裏切られて闇堕ちする非モテの非リア(唇紫)が登場。

なんか嫌な表現するなー。

で、その後特に面白くはない展開が続き、まあアクションシーン的なところはいいんだけど……

非リア悪役の過去シーンさ……もういい加減、仕事忙しくて家庭を顧みない母ちゃんのせいで人格捻じ曲がるみたいなのやめてくれないかな……(一応、両親とも忙しいと言ってたけど「チンして食べてね」書いてたのはお母さんっぽいでしょ?仕事で帰り遅くてお腹空いたらなんか食べてて!ってのは悪ですかね?何歳から許される?何時まで帰ればいい?)

あと、お互い好きな人できて離婚…は、アメリカ映画ならそんなにネガティヴに描かないだろうなと思った。それはまあショック受けたり悲しかったりはあるだろうけど。

そういった家庭環境と、同級生からの集団リンチで人格捻じ曲がったみたいな描き方。どう考えても集団リンチがだめだろ。

というパーソナルな問題と、「どうせこの国の未来に希望はないんだー!」みたいな…もうちょっと大きい話を一緒くたにされてもなー。この国の未来に悲観的、ってテーマを出してくるなら、もうちょっと政治的な話をしなきゃだめなんじゃないかな…。

まあそんなわけでかなり何から何まで合わなくて時間がながーく感じたけど、娘は面白かったねと言ってたので、よかったのでは。
JB

JB