にっきい

名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレインのにっきいのレビュー・感想・評価

3.4
よくよく観たら蘭ねーちゃんって前髪だけじゃなく鼻も尖り過ぎててあちこちに刺さりそう。

毎年恒例の新作映画に向けたTVシリーズの編集版。
連載開始当初は原作も読んでたし、子供が小さい頃は一緒にTVも見てたけど、最近は劇場版しか観れてないのでこう言う作品はありがたい。

コナン版オリエント急行殺人事件の話し。
これはわざとだとは思うんですが、驚くほど『オリエント急行殺人事件』に似てました。
まあ雪山で列車が立ち往生とかはしないけど。
タイトル通り灰原哀をメインにした編集なので、黒ずくめの組織に居た頃の宮野志保の時からコナンたちと仲良くなるまでのダイジェストが冒頭に有るんですが、宮野志保と灰原哀では微妙に声を変えてるあたり、流石プロの声優だと感心しました。
更に『名探偵コナン』と言えば「真実はいつも一つ」の決め台詞まで灰原哀が言っちゃうサービス。
灰原哀がコナンたちの仲間になったのは随分前だから今と微妙にキャラクターデザインが違ってるんだけど、少年探偵団の元太のフォルムが違い過ぎて別人なレベル。
初期の頃は人類とは思えないフォルムでした。
今作の舞台になってるミステリートレインのベル・ツリー急行、全席完全個室のクルーズトレイン。
JRの運行してるクルーズトレインって50万円くらいの運賃なのに子供がゴロゴロ乗れるのはおかしいとかツッコンじゃダメなやつ?
園子のおかげてタダで乗ってるのか?
ストーリーは車内での密室殺人だけじゃなく、黒ずくめ組織が灰原哀を殺そうとする話しを絡め、色々な思惑の人が乗り合わせて作品をずっと追ってる人じゃないと分かりにくいかも?
実際劇場版しか観てない自分には「これ誰?」って人が居たし。
『オリエント急行殺人事件』に似てると言っても犯人やトリックは完全に別物なので、クライマックスの謎解きは面白かったです。
ただ客室番号と個人名がいっぱい出て来て位置関係とか理解しきれなかったけど。
そうそう、今作観てて思い出したんですが、車両連結部に蛇腹状の幌が付いてるじゃないですか。
あれって大阪の株式会社ジャバラと言う企業が殆ど作ってるそうです。
どうでもいい話しですが。

この日は3本映画を観たんですが、余裕を持って予定を立てたのでいつもみたいに走ったりはしませんでした。
帰宅したのも21時頃と割と早目。
そこからレビュー書いてレンタルでもう1本くらい映画見るつもりが寝落ち。
結局夜中にレビュー書いてます。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年1月9日
鑑賞回:18:30〜20:15
劇場名:TOHOシネマズ二条
座席情報:SCREEN1 Z-6
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:90分
備考:割引
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