瞼の母の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『瞼の母』に投稿された感想・評価

impre

impreの感想・評価

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長谷川伸原作の時代劇はどれも涙なしには見れない。加藤泰も言ってるけど、長谷川伸の物語はただのメロドラマじゃなくて、いつ死んでもいいように家族も恋人も持たないヤクザが、つい恋情や慕情を抱いてしまってジ…

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時代劇って本当に役者次第なんだなあ。しかも脇役、エキストラ(大部屋)に至るまで、この時代は活気を感じるもの。量は質に転化する。まずは数をこなすこと。
ら

らの感想・評価

3.7
錦之助最高!(何度目だ一体)
人情ものは大好物というわけではないが、中村錦之助が良すぎてどうしても胸を打たれてしまう。長回しも芸術的できまりまくっている。
似太郎

似太郎の感想・評価

4.3

男と女の行き違い、或いは情念とロマネスクの世界。これこそが東映時代劇、又は任侠映画に通底する一種の美学でもある。

『沓掛時次郎/遊侠一匹』と同じく長谷川伸原作で加藤泰監督の代表作の一本なのだが、公…

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つよ

つよの感想・評価

2.0
母と妹に迷惑をかける男。
人を斬りたい自分勝手なダメ男。
親子。
『東京公園』の榮倉奈々がこの映画を観てない三浦春馬に「教養のないやつはこれだからヤダ」と言い放つくらい傑作なので観た方がいい。もちろん今日という日は『東京公園』と一緒に観たらいいと思う。

加藤泰監督作品。
中村錦之介演じる忠太郎は、5歳で生き別れた母親を探して旅を回るが・・・という話。

アクションシーンよりも母親を探す過程でのセンチなシーンに力を入れている。
この映画の錦之介は優し…

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ゆう

ゆうの感想・評価

4.5

実は見よう見ようと思ってずっと縁が回ってこなかった

手付きや、戸の開閉などシンプルながらぐっと来る。
母探しの道中に母の思いを聞いて、少しでもとそっとお金を手で添えて渡していく忠太郎の優しさ

母…

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ひる

ひるの感想・評価

4.1

ローアングルシークエンスショットがバチボコ決まっとるな。特にラストの殺陣場面があっさり仕上がってて、それが忠太郎の虚無感をより際立たせる働きを見せている。被写体に対して円を描くようにして回るドリーシ…

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mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.5

長谷川伸の戯曲の映画化。何度か映像化されているようだが、今作は錦之助バージョン。

錦之助が番屋の忠太郎。冒頭は下総飯岡での笹川繁蔵と飯岡助五郎との争いから。
笹川の子分・金町の半次郎(松方)に加勢…

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