瞼の母に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「瞼の母」に投稿された感想・評価

ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.8

15日という慌ただしい撮影期間しか確保されていなかったためか、限定されたセット、カットで構成されているが、これだけの構成要素で成立するものだなあと節約術に感心した。ワンシーンが長回しのワンカットで終…

>>続きを読む
母と対峙し合う緊張極まりないシーン、見応えあり。初の中村錦之助だったが、すごいな、殺陣が!沢村貞子のババあ演技が良かった!
mingo

mingoの感想・評価

4.0

「今夜のおれには逆らわない方がいいぞ」の台詞真似して使いたいくらいには錦之助いかしてた。「お前たち親は?子は?ねえんだな!」で斬りかかる錦之助の右からラスボスがインして対峙し入れ替わり次第斬り捨てる…

>>続きを読む
ヒロ

ヒロの感想・評価

4.0

母を訪ねて三千里どころではなく、母を訪ねて二十年。悪事に悪事を重ね、とうの昔に堅気を捨てた忠太郎のもとに江戸に母がいるかもしれないと風の知らせ。大切に想ってくれる母や妹がありながらやくざにかぶれる弟…

>>続きを読む
ちー

ちーの感想・評価

3.4

骨を折って探し出した瞼の母を打ち砕き、忠太郎は2度母を失った。加藤泰は特異な構図や派手な殺陣が評価されているが炎のごとくも本作もハマらなかった、悔しい。沓掛時次郎が良かったのでもっと観たい。母を想う…

>>続きを読む
Omekosan

Omekosanの感想・評価

3.4
ハロルド・チャピンの「オーガスタス父を探し求める」と、その邦訳で小山内薫の「息子」のような親と子がお互いに抱く理想と微妙な関係が描かれていて興味深い作品となりました。

加藤泰にしては殺陣の撮り方がおざなりなのが残念。錦之助の華麗な殺陣を長回しでじっくり見れるのはそれはそれで嬉しいけど。

話は泣ける。母親が錦之助を追い払ったことを後悔するときの語りで回り込むカメラ…

>>続きを読む

映画としての出来とは何かを考えちゃいますね。短期間で工夫された撮影と演出はすげぇなと思いますが、ほな同じ作品でちゃんと時間と金使ってやったものと比較できないですからねぇ。セットがすげぇのと奥行きを出…

>>続きを読む
いしが

いしがの感想・評価

4.0
向こうでもう一つ別の物語が巻き起こっていると言っても過言ではないぐらい毎ショット毎ショットの奥行きがえげつない。
てふ

てふの感想・評価

4.0
中村錦之助の股旅ものの叙情性に引かれて観た。この作品でもやくざ者である故の自己犠牲の哀しさが強く描かれている。

早稲田松竹 加藤泰特集にて

あなたにおすすめの記事