音も画質も悪いけれど。
今の邦画ではあまり見れないようなカットがちらほら。
映画館には当然だけど、私と同年代の人はいなかった。
ビートルズを聴くような感覚で観てました。
新作のSFや、穏やかな波…
中村錦之助がマジ水も滴るいい男。こんな男に一途に想われ、名前を呼ばれる女は幸せだろう(実際本人は三回の結婚、不倫という奔放な遍歴だったようだが)。
スタジオ撮影の当時の音響技術のせいだろうけどラスト…
話の内容についてはあまりの辛気臭さにいいとも思えないのだけども、そんな話ながらに常に手前に物が配置された低めのカメラの動き方から、再会のシーンの語りを泣きでなく笑いでつけてみたり、襖の向こうの会話で…
>>続きを読む錦ちゃんで聞く名台詞。四人の“母”の造形がいい。浮世絵から抜け出たような木暮実千代の立ち姿。ゆるい着こなしなのにぴたりと決まっている。沢村貞子の袂や手ぬぐい使いからにじみでる生活。一瞬見せる媚びが哀…
>>続きを読む導入は、松方弘樹演じる半次郎と母とのエピソード。ここで、錦之助演じる忠太郎の母への思慕が痛いほどわかる手紙の場面があって上手いンだなあ。続いて、浪花千栄子との長回し。歌舞伎の一幕を観る容な名場面。更…
>>続きを読む神保町シアターにて。まったく退屈することなく観られました。松方弘樹が非常にかっこよかったです。
おっかさんに「お前は忠太郎じゃない」と言われて「じゃああっしは誰なんで」と言うところ、すごくスリリング…