瞼の母に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「瞼の母」に投稿された感想・評価

時代劇って歴史物として鑑賞してしまうから感情移入できない作品が多かったけど、この作品は他の時代劇とは全く違った
忠太郎の名前を母親が呼びかけた時に涙が止まらんくなってしまった
カメラワークも昔の作品…

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【勝手に映画マラソン】〜10km地点〜
素晴らしい作品でした。

カメラワークやセット、役者の力量など様々な点で現代では再現が難しいと痛感😂

どんどん時代劇や股旅物にハマりそうです😏
イワシ

イワシの感想・評価

4.5
再見。中村錦之助と沢村貞子の酒屋での会話の場面、互いの身の上話を交互にするうちに第三者だった酒屋の親父も聞こえてくる話に感化されたように沢村と中村を見送る芝居の細かさ、演出の細かさ。
ローアングルでの奥行きあるカットによって映画的な町民を撮る。後半の長回しの入れ方が完璧でカットの割るタイミングをいい。座敷で倒れ込んだ母の美しさ
hardeight

hardeightの感想・評価

4.7

疑似的な母との触れ合いで錦之助が瞳を閉じて涙を流すクロースアップにおいて瞼に浮かぶ母の表象は、決して触れ合うことのない木暮との長回しのショットによって表象不能な物自体となり、ラストにおいて瞳を開いて…

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母を訪ねてモノの任侠映画。

映画のキモとなる最後の母との対話シーンなど、おそらくスタジオ的な理由から各俳優のアップを撮らずに見てると思うのだがそれが全部良い方に向いてる。

最後、主要人物が死ぬで…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.3

男と女の行き違い、或いは情念とロマネスクの世界。これこそが東映時代劇、又は任侠映画に通底する一種の美学でもある。

『沓掛時次郎/遊侠一匹』と同じく長谷川伸原作で加藤泰監督の代表作の一本なのだが、公…

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『東京公園』の榮倉奈々がこの映画を観てない三浦春馬に「教養のないやつはこれだからヤダ」と言い放つくらい傑作なので観た方がいい。もちろん今日という日は『東京公園』と一緒に観たらいいと思う。

加藤泰監督作品。
中村錦之介演じる忠太郎は、5歳で生き別れた母親を探して旅を回るが・・・という話。

アクションシーンよりも母親を探す過程でのセンチなシーンに力を入れている。
この映画の錦之介は優し…

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ゆう

ゆうの感想・評価

4.5

実は見よう見ようと思ってずっと縁が回ってこなかった

手付きや、戸の開閉などシンプルながらぐっと来る。
母探しの道中に母の思いを聞いて、少しでもとそっとお金を手で添えて渡していく忠太郎の優しさ

母…

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