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瞼の母のimpreのレビュー・感想・評価

瞼の母(1962年製作の映画)
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長谷川伸原作の時代劇はどれも涙なしには見れない。加藤泰も言ってるけど、長谷川伸の物語はただのメロドラマじゃなくて、いつ死んでもいいように家族も恋人も持たないヤクザが、つい恋情や慕情を抱いてしまってジタバタする様に本質があって、だからこの映画みたいに母も息子も本当は会いたがってるのに会わないっていう悲劇的な展開に切実さが出る。
結構重要な会話をオフの声だけで見せるっていうのも粋だった。
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