みなみ

瞼の母のみなみのレビュー・感想・評価

瞼の母(1962年製作の映画)
3.5
萬屋錦之介演じる主人公は、自らが母親からの愛に欠けていることに対して自覚的である。母親を大切にしようとしない弟分に対して、強い口調で説得するシーンや、弟分の母親へ母性を感じるシーンなど印象的だ。加藤泰による絶品の殺陣もあるが、その先にクライマックスが用意されており、萬屋錦之介の顔面が映える。
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